減額交渉(一括返済)2

債権者との直接交渉

前回の続きになります。それでは、準備が出来たところで債権者へ電話をしましょう。

この時ですが、督促状に書かれている電話番号へ連絡をするようにして下さい。いくら消費者金融とはいえ、大きな会社が多く、融資担当の部署・審査を行う部署などにたくさん分かれています。

いきなりホームページに掲載されている電話番号に架けると担当に繋がるまで、かなりの時間がかかります。

また、最近はフリーダイヤルは少なく(新規申し込みにはFDが用意されているところが多い)架け放題プランの適用外になるナビダイヤル(0570から始まる番号)を利用しているところもあります。こういった場合は、遠慮なく債権者より折り返し連絡頂くようお願いしましょう。断られることはまずありません。気をつける点は、債権者が把握している携帯番号と現在使用している番号が違うことがあるので、必ず電話番号を伝えましょう。

電話があれば、今まで返済できなかった細かい経緯とかの説明はいりません。単純に収入が減ってお金が無かったとか、他にも借金がありそちらを優先してしまったとか、ざっくりでいいです。

結局いくら払えるの?を債権者は知りたいのです。例えば、満額今から支払いますと言っているのに「なぜ今まで払わなかったのか?電話をしてこなかったのか?」など聞く必要ないですよね。無用なトラブルを生む可能性があります。

交渉する上で大事なのは、着地点を決めて、まずは着地点より下の金額を提示することです。

請求額907,500円に対して、元金だけの50万円まで減額することを着地点とした場合、まずは30万円一括返済で和解できないか交渉しましょう。

債権者は、すんなり承諾してくれず、1万円未満の端数をカットするので90万円にしないか?と持ちかけてくるかもしれません。

相手側も同じで、着地点を最低50万円の元金確保としているのなら、まずは着地点より高い金額提示をするはずです。

こうしたやりとりを重ねて、お互いに歩み寄り納得した上で和解するのがベストです。そして相手側の提案も聞き入れ、検討する時間をもらい次回の交渉日時を決めます。この時は、何日の何時に相手側から連絡をしてもらうようにしましょう。

すでにこの時点で、あなた有利に働いています。本来は、完済するまで決められた延滞利率を付して返済をしないといけないのが、1回目の交渉でお互い、いくらまで譲歩出来るのか?に変わっています。

電話が終わった後、担当者は上司に相談しているはずです。

基本的に、減額するということは債権者側に損金が発生します。損金には、決裁が必要で決裁権者は係長や課長である上位職が普通です。

損金にもいろいろあり、元金の損失金が発生する元損、利息の損失金が発生する利損等です。今回のケースでは利息は全額損失、元金は20万円の損失が出るので、決裁権者からするとせめて利息損失だけでおさめたいかもしれませんね。

次回、交渉では元金50万円で一括和解提案があるかもしれません。

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